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エグゼクティブを退職後も、様々なステージで挑戦をし続けている OB の komi さんのEXECUTIVE Life.

OB・OGインタビュー

エグゼクティブを退職後も、様々なステージで挑戦をし続けている OB の komi さんのEXECUTIVE Life.（注１）を伺います。

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＊Komi さんプロフィール＊

【エグゼクティブでの経歴】
・在籍年数:５年（インターン～正社員）
・業務内容:クライアント企業の営業支援（商談セッティング、商談代行等）、エグゼクティブの自社営業（商談）、チームリーダーとしてマネジメント、社員教育、採用（面談）

【退職後～現在】
・シンガポールでの語学留学を経て、外資系企業の経理部門に転職。
現在は同じく外資系メーカー企業にて社内公募から人事部門にジョブチェンジ。
・会社員と経営者の二足のわらじを履いて勢力的に活動中。

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働くステージを世界に

ー エグゼクティブを退職後は、どのような活動をされていましたか?

退職した2011年の東日本大震災をきっかけに、「世界中どこでも働けるように英語を習得したい」と強く思うようになり、退職後の半年間は、シンガポールへ語学留学に行っていました。

その後、語学と商業高校での知識を武器に、数社の外資系企業の経理部門に勤め、現在は社内公募をきっかけに人事部門で採用などを担当しているという流れになります。


ー 語学留学ですと、アメリカなどの欧米諸国をイメージする方が多いと思いますが、シンガポールを選んだ理由は何かあるんでしょうか?

理由は、３つあります。

１つ目は、公用語１つが英語であること。
２つ目は、当時、海外の人に対して就業ビザが下りやすかったこと。
３つ目は、シンガポールの人種が、アジア系が中心であること。

海外で働くことも視野に入れて、留学先を考えました。


ー 現役、引退後、komi さんはどんな「輝ける未来」を想像していますか?

私の中で「輝ける未来」とは、
「将来に渡ってやりたいこと、興味があることに関して、常にチャレンジし続けられるような環境を持ち続けること」です。

将来に渡ってそういられることが、自分にとっての「輝ける未来」になるのかなと思っています。

ためらわずに挑戦する力が、未来を切り開く

ー 今現在、komi さんがチャレンジしていることはありますか?

実は、企業に勤めつつ、副業で会社を経営しています。
数ヶ月前に、歯のセルフホワイトニングを取り扱う会社を立ち上げました。
従業員を雇い、私自身は広告戦略や企画などの運営の方で動いているのですが、とにかく、自分自身で「やりたい!」と思ったことは、どんどん挑戦していくようにしています。


ー サラリーマンと経営者。２つの顔をお持ちなんですね!!
起業のきっかけは何があったのですか?

以前から、フリマアプリでの販売や、ブログのアフィリエイトで収入を得るなど、ある程度自分自身で完結することを副業として行ってきたので、会社外でビジネスをするというベースがあったんです。

ただ、もう少し何かしらのリスクを取った形でビジネスをやってみたい!と思うようになったことが、起業のきっかけになります。


ー すごい決断ですね!

そうですよね。

ただ、外資系企業に勤めてたこともあり、ワールドカップ開催時に通訳をしている人、土日に専門学校で講師をしている人など、会社以外で活躍できる場所を持つ人たちが、身近なところにたくさんいたんですよ。

自分の得意なこと・好きなことで副業をしている仲間たちが大勢いる環境だったので、挑戦することへのハードルはさほど大きくなかったのかもしれません。
企業に勤めることだけが、「働く」ことの全ての選択肢ではない。
その気づきが挑戦の一歩につながっていったんだと思います。

周りからの影響もありますが、一番は、「やりたいことはやる!」という元々の性格・性分が大きいかもしれません。笑

実は学生時代、競馬騎手を目指していて、騎手になるための専門学校に通っていたんです。
一度受験に落ちてしまったんですが、どうしても諦めきれなかった。

そこで、高校一年生の時、２度目の挑戦で合格をし、通っていた高校を中退して騎手への道に進みました。
ただ、当然ながら非常にシビアな世界でして‥結論から申し上げると、技術を向上できずに1年半で退学することになってしまったんです。


ー そこからどうされたんですか？

高校1年生まで通っていた学校に再入学制度があったので、2年遅れで高校2年生から再スタートしました！
なので、私は20歳で高校3年生という学歴になります。
やりたいことに対しては、ためらわずにやっていく!という昔からの性格は大きいですね。

「自分」を軸に、考え選択をしていくことが大事。

ー 生きていく上で大事にしていることはありますか？

「自分は何をやりたいのか?」、「自分はどうしたいのか?」
「自分」という部分をとても重要視しています。

逆を返すと、「他人からどう思われるか‥」という人の目よりも、自分自身でやりたいことを優先した方が、最終的に満足のいく人生になると考えています。 「やりがいがあって、毎日が充実している」と思えるかどうか。

その軸で過ごしていけることが、自分にとっての「輝ける未来」になるんじゃないかなと思っています。

ー 「誰か」じゃなくて、「自分」を軸に考え選択をしていく。大事なことですね。

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ー 様々な挑戦の中で、「壁」にぶつかることはありましたか？

常に壁にぶつかっているような状況です。笑
ただ、壁に対しては、「乗り越えなければいけないもの」と、「乗り越えない／乗り越えられないもの」があると思っています。
先程の競馬の話でいうと、他の人以上に時間をかけて努力をし、必死に取り組んだけれども、現実は達成することができなかった。というケースもあると。

なので、中には全力で立ち向かいはするけれど、越えることができない壁もあるとは思います。
ただし、当たり前のことですが、どんな壁も向かっていくことは非常に重要です。

壁を越える・越えないという最終的な結果も大事ではあるけれど、それ以上に、どれだけのプロセスを踏んだかが重要だと思うからです。
私自身、これまで本当にいろんな壁がありました。
でも、「惰性で動かずに、脳みそに汗かいてやったか?」と、常に自分に問いかけて取り組むことが大事。
その時は分からないものですが、脳みそに汗をかいて取り組んだことは、いつか必ず、自分にちゃんと繋がって活きてくるんですよね。

ー また別の壁が現れた時の解決の糸口も、そのプロセスの中にあるのかもしれませんよね。 実際、壁が現れた時は「うわぁ‥」という感覚ですか？
それとも「よっしゃぁ!」という感じですか？

う～ん、回答としては‥どっちもです。
「うわぁ‥」という感覚が全くないと言うと嘘になりますが、「嫌だな」の感覚は少しでも無くしたい。
なので、意識的に「いや～、やりがいしかないっすね」と口に出すようにしています!
話す相手によっては嫌味に聞こえてしまうかもしれませんが、ネガティブな発言をするよりはいいんじゃないかなって思うので。

ー 「よし!やるか～!」のマインドにするんですね!?素晴らしいテクニックです!

このあたりは、内山代表もめちゃくちゃ得意ですよね。笑

エグゼクティブ在籍時は、新しい案件に参画する時に必ずと言っていいほど「komi～、この案件はめちゃくちゃいい。ラッキーだぞ」って言ってくれるんですよ。圧倒的に厳しそうな案件でも毎回「これは得意分野だぞ～」って。

最初に「やばいな‥難しそうだ‥」というマインドになってしまうと、その後の思考も行動も、ネガティブに傾いてしまいますからね。

マインドコントロールと言うと語弊がありますが、「よし!」って気持ちで取り組むのと、 そうでないのとでは過程も結果も全然違ってくるので、ある程度自分に言い聞かせることも大事だな～って思います。

その時、その時の全力が、未来の自分の力になる

ー エグゼクティブで学んだこと、培ったことで、「今」に活きていることはありますか？

ビジネスの全ての基本に、営業というものがあるので、これはもう「ほぼ全てが活きている」が答えになります。
その中でも、様々な営業活動を経験できたことは非常に力になりました。

ホワイトニングサロンの開業時は、飛び込み営業も電話営業もしましたが、エグゼクティブで法人営業を経験していなかったら、きっと怖くてできなかったかもしれません。

契約書など、企業間で交わされる書類に関する教えも、本業、副業の様々な場面で力になったんですよ。
経験してきたことが点と点で線になって、後の自分の大きな力になるということを、身をもって経験してきました。
だからこそ、「大変だな」とか「ちょっとこれ自分の仕事じゃないな」と感じたとしても、その時に一生懸命取り組むことは、ずっと大事にしていきたいと思っています!

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ー 留学・転職・企業と、様々な挑戦を続けられていますが、「これは学んだ方が良い」ことはありますか?

経験が、どのタイミングで未来に繋がるかは分かりません。
でも、一生懸命に頭を使ってやったことは、それがいつの間にか未来で自分の力として活きてくれることになります。

なので、自分に関係ないな、と感じることでも、適当にやり過ごすことなく、何でも全力で取り組んでほしいなと思います!!


ー 適当にやり過ごしていたら、点と点が線になることはないということですね。

もちろん、時には適当になることもあるとは思うんですけどね。
でも、懸命に取り組んだことは「あの時の経験が、まさかここで活きるとは!!」って、どこかのタイミングでちゃんと返ってくるんですよ。

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今を全力で。

今回のコロナも然り、未来はどうなるかが全く予期できません。
もしかすると、これまでやってきた事が一瞬にして 0 になるということもあるかもしれません。
でも、未来がどうなっていくか分からないからこそ、今できること、今やっていることを本当に全力で取り組んでほしいなと思います。
未来を見て動くというよりは、今を全力で動いていく。
そうすれば、将来、全く違う路線に進んだとしても、これまで動いてきたことが必ず活きてくると思うので。

人生は一回きりですからね!
私自身も、「人生で色々やりたいことができて良かったな～」って思えるように、色々なことに取り組んで自分の Executive Life.を目指していきたいなと思います。

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（注１）
Executive Life.＝社員の理想的な将来像。
エグゼクティブは、2021 年8 月に社員が描く理想的な将来像を実現するためのトレーニング制度「SHIP」を発足。
社員の理想的な将来像（＝Executive Life.）は、現役のビジネスパーソンとしてだけでなく、現役引退後のビジョンも含んでいます。