“今じゃない”を、未来のアポイントに変える。

2026年06月04日

営業をしていると、
「今はちょっとタイミングじゃなくて…」
と言われることがあります。

以前の私は、
その言葉を聞くと、
「今回は難しかったな」で終わらせてしまっていました。

でも今は、
“今じゃない”は、
“ずっとNG”とは違うと思っています。

むしろ、
そこから関係性をつくれるかどうかで、
数カ月後の結果が変わることも多いんです。



■コツ① 「今すぐ案件」ではなく「未来の案件」をつくる

私が架電する時に意識しているのは、
「今すぐ案件」を追いかけるだけではなく、
“未来の案件”もちゃんと作っておくことです。

例えば、
「今は忙しくて難しいですね」
と言われた時。

そこで終わるのではなく、

「ちなみに、いつ頃だと少し落ち着きそうですか?」

と、なるべく次のタイミングを聞くようにしています。

「5月くらいかな」
「年度末終わったあたりなら」

そんなふうに、
少しでも時期感が見えたら、
その場で次の接点を約束し、メモ機能を使って種まき~刈り取りに繋げます。



■約束を覚えていることが信頼につながる

実際、
半年後に改めてお電話すると、

「ちゃんと覚えていてくれたんですね」

と言っていただけることもあります。

その時、
私は必ず、

「以前、この時期なら少し落ち着くと伺っていたので」

という“約束起点”で会話を始めます。

これだけで、
ただの再架電ではなく、
“以前の続き”として話を聞いていただけることがあるんです。

もちろん、
毎回うまいことアポイントになるわけではありません。

それでも、
「完全NGではない関係」を残しておくことは、
営業ではすごく大事だと思っています。

私は基本的に、
1年以上接点を空けないようにしています。

タイミングが合わなくても、
関係が切れなければ、
未来でアポイントにつながることがあるからです。

営業って、
“今”だけで結果が決まる仕事ではないんですよね。

時間を味方につけることで、
結果が動くこともある。

それを、
この仕事を通じて実感してきました。



■コツ② 1件の架電を、1件で終わらせない

もうひとつ、
私が普段から意識していることがあります。

それは、
「1件の架電を、1件で終わらせないこと」です。

架電中って、
実はたくさんの情報が転がっています。

●業界の状況。
● 繁忙期。
● 今どんな課題感があるのか。
● 最近増えている相談。

そういう情報を、
私はできるだけ覚えておくようにしています。



■市場情報は営業の武器になる

例えば別企業へ架電する時に、
「最近、この領域でこういうご相談が増えていて…」
と、
実際に聞いた市場感を交えながら話すことがあります。

すると、
単なる営業トークではなく、
“リアルな情報”として聞いていただけることが増えるんです。

これって、
すごく大きいと思っています。

営業って、
「話す仕事」と思われがちですが、
実際は、
“情報を集める仕事”でもあるんですよね。

だから私は、
1件1件の会話を、
なるべく“点”で終わらせないようにしています。

ひとつの会話から得た情報が、
別の案件で活きることもある。

その積み重ねが、
結果的に、
営業の精度を上げてくれる気がしています。



■「時間」と「情報」を味方につけたもん勝ち!

正直、
私自身は、
特別なことをしている感覚はあまりありません。

ただ、
・「今じゃない」で終わらせないこと。
・会話の中にある情報を、ちゃんと次につなげること。

を地道に続けてきただけです。

営業って、
目の前のアポイントだけを追う仕事じゃないんです。
『時間を味方につけること。』
『情報を資産として積み上げること。』

こういう“小さな積み重ね”が、
後から大きな差になる仕事なんじゃないかなと思っています。

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